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3つの課題が解決したからです。
課題1) これまで瑕疵保証の保険機構様では、1/50以上の急勾配のみしか保険が認められず、屋上緑化が難しかったのですが、平成20年度より規制が緩和され、1/100での施工が許可された事により、屋上緑化が可能となりました。
課題2) これまで瑕疵保証の保険機構様では、10㎡までの屋上バルコニーしか認められていませんでしたが、これも同じく平成20年度より緩和され、施工㎡数の規制は全て撤廃され広い屋上緑化が可能となりました。
課題3) 木造住宅での防水技術に課題がありました。しかし、防水の材料供給メーカーである栄住産業様のご協力により、木造住宅屋上緑化用の新しい防水工法を提供頂きました。
木造住宅において普及している防水は1層のFRP防水のみであるのに対して、プラスワンリビング用の防水は屋根を掛けるのとほぼ同じ性能をもつ金属板の成形物の防水を採用しており、雨漏りの心配はなくなりました。
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平均で60kg/㎡以下の軽量工法なので安心です。(ちなみに、瓦を葺くとその重さは30~200kg/㎡)
弊社には、都市緑化で30年以上の実績があります。その経験を活かして屋上庭園の軽量化を実現しました。都市緑化の分野でも特別な荷重対策をしていない既存建物を中心に、60kg/㎡以下の軽量工法が主流となっています。
仮に、屋根に瓦を葺くとその重さは30~200kg/㎡になります。特別な荷重対策をしなくても屋上庭園は可能です。 ただし、竣工後の屋上庭園で、土壌や家具などの追加をする場合は検討が必要です。
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問題ありません。(安全な防水と、安全な施工)
1つ目の理由は、「金属成形板の防水(=ほぼ屋根と同じ)」の採用です。
通常、木造住宅のバルコニー防水はFRP防水(1層)ですが、プラスワンリビングの防水仕様は金属板の2重構造を用いております。 これは従来からある金属板の屋根と同じ原理によるものです。屋上の形に合わせて成形した金属板を設置します。FRP防水のような塗り物の防水との大きな違いは、建物と独立しており木造特有の下地の動きによる影響を受けにくいことです。
また、金属であるので植物の根にも強く、安心して使用頂けます。さらに屋上庭園そのものが、外気や太陽の熱から防水を守るため劣化しにくいというメリットもあります。
2つ目は瑕疵保証履行法により、平成20年度より施工に厳しい制限が設けられた事です。例えば、合板下の垂木のピッチを300以下にし、たわみを少なくする事や、サッシ下の防水の立ち上がりを120mm以上にし、室内への逆流を無くす処置など、様々な対策が義務付けられています。
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防水の雨漏りに対する保証は10年です。
屋根の防水の保証と全く同じです。
保証期間の延長を希望される場合は、防水のメンテナンス(別途費用)が必要となります。
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可能です。 プラスワンリビングはメンテナンスの事を考え、タイル・デッキをはじめとする下地基盤を極力取りはずしが出来るように設計しております。
例えば、屋根と同じように10年後に防水のメンテナンスをしたいとお考えの場合、防水のメンテナンスから、屋上緑化の復旧まで行う事が可能です。
屋根のやり変えの場合、足場等も必要になる為150万~200万の費用がかかりますが、プラスワンリビングの場合は、防水のやり変えから屋上庭園の復旧までで100万程度です。 また、デザインを変えたい等の理由による改修の工事も可能です。
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オーバーフロー管で回避できます。
排水ドレンにゴミがたまることで滞水する可能性があります。
これはバルコニーでも全く同じなのですが、何も無いバルコニーとの違いはやはり植物や土があることで、ドレンにゴミが多く集まる可能性があります。 そのために通常のバルコニーよりも注意して掃除は行ってください。 尚、非常時用としてオーバーフロー管という安全装置を必ず施工しています。 仮にドレンが詰まったとしても、そこで再度排水させます。
また、土の流出が止まらない場合は、何かの異常の可能性がありますので、直ぐにご連絡ください。
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集中豪雨時の雨量にも対応する、排水設備を設置しています。
建物の計画時にある程度の雨量(降雨速度160mm/h)を想定して、「とい」を設置しています。
【雨量について】
平成20年8月末に発生し、死者行方不明者を出した愛知県岡崎市の集中豪雨の降雨速度は、146.5mm/hだったそうです。 「とい」の排水性能は充分ですが、ゴミなどで詰まってしまうことが無い様、Q5の説明と同じくドレンの掃除をお願いします。 また、「とい」が詰まった状態で雨が降った場合にも、備えてオーバーフロー管を設けております。
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タイル舗装の上で、専用のバーベキューコンロを安全にご使用していただいている限り大丈夫です。
また、プラスワンリビングで使用している防水は、不燃認定を取得しています。 ただし、木造住宅の屋上ですので、残り火は必ず消化確認をお願いします。 またタイルの隙間に火種が落ちていることもありますのでご注意ください。
※ タイルなどの舗装材をはがして防水層の直上でのご使用は危険です。絶対に行わないで下さい。
※ タイルの上でも焚き火やキャンプファイヤー、花火は危険です。絶対に行わないで下さい。
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自動水やりシステムが標準装備です。
プラスワンリビングにはタイマー付の自動水やりシステムを標準装備しています。
ただし、季節ごとのタイマーに切り替えや、1年ごとの電池交換が必要になります。
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プランAの菜園の土壌厚みは約20cmです。
地上部(土より上)に育つ植物は基本的に栽培可能となります。
また、サツマイモやジャガイモなども可能です。
大根などの地中で長く育つものは、畝を作るなどの対応が必要です。
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従来の屋上庭園は高価でなかなか手の届かないものでしたが、プランのパッケージ販売などにより屋根と同等価格にまで近づけることができました。
その為、ファニチャー(家具)や舗装材のバラ売りや色変更などはお受けすることができません。
ご了承ください。
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使用方法を限定できないため保証はいたしません。
プラスワンリビングで採用しているファニチャーや舗装材はもともと高品質で劣化しにくいものですが、使用方法を限定できないため保証はいたしません。 ご了承ください。